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ここんとこずっと、仕事といえば企業VPばかりで。
とりたてて紹介するほど面白い内容でもなく、演じてて何の会社が最後までわからなかったりと、そんなこんなで久々の仕事の話。 今回も端役でたいしたこたない役ですが、初めてヒーローアクションの現場に行ってきました。 そういえば、事務所に入って最初に受けたオーディションが東映系のヒーローものだったっけ。 最終選考まで残ったけどやっぱりJACには勝てなかった‥そんな思い出。 スケジュールが出て降番表、行き先が「高荻」、はて? 出発が新宿スバルビル前AM6:00、朝六時?! 余談ですが、新宿スバルビルと言えばあらゆるドラマや映画のロケ出発集合場所になってるので、朝帰りとかに近くにいたら覗いてみると意外と大物俳優やアイドルがたむろしてたりします。 特撮モノの廃工場での撮影ということで遠出は判ってたけど。 現場は茨城県の一番北側。 そりゃ出発が早いよね。 これじゃ出番が終わってもひとりじゃ帰ってこられないな~、不安。 大型マイクロバスで揺られること丸2時間、着いたら寒いこと寒いこと。 剣武会というスタント系の会社のスーツアクターがドヤドヤと道具を運び出しててなんか迫力。 「スーツアクター」とはヒーローものの、いわゆる戦闘員(ショッカーとか)、主役の5人もドラマ部分を顔を出して演じる俳優とは別にアクション部分を仮面をかぶって演じる俳優のことをそう総称するそうです。 プロパンで大きな炎を上げる特殊効果、それをトランポリンで飛び越えたり、マットも無しに壁や車に激突しながら殺陣を演じる。 正直カッコイイ、子供の頃にこれを見ていたらもっとヒーローに憧れただろう。 ヒーローものの撮影にはUPとST(スタント?)という2つの衣装が存在するのも分かった。 アップシーンに使うのはかなり丁寧に造り込まれて、ひとつひとつのパーツも吟味されている。 スタントシーンに使うのは耐久性のある柔らかい素材で作られていて、面も外から外せる簡易の留め金だったり、いろいろと工夫されていて、シーンやカットの度に取り替える。 悪の戦闘員が主役に演じ方を指導してたりと面白い場面も何度か見られた。 休憩の時にイロイロと話せたので、顔を出さずにドラマを盛り上げる彼らに「頭が下がります」と告げると、その倍の勢いで謙遜された。 どこぞの鈍亀と違ってこんなにも爽やかな仕事をやってのける人たちも居る。 映画などとはまた違った意味で一体感のある現場でした。 来春始まるこのヒーローものはレスキューをテーマにした作品だが、ココロ折れ気味のあたしは少しばかり救出された。 自分の最後の撮りシーンは、炎の中から救出されるのだが、狭い工場をドリフトしながら救出カーが突っ込んでくる。 助けられその車に乗り込むとそこにはヒーローのリーダーR1ではなく、カースタントのお髭メガネの貫禄のあるおじ様がニッコリ笑って座っていた。 ヒーロもの定番のスポーツカーは今回、ベースに日産のフェアレディZ32を使っていてカッコイイ青色、子役を興奮させていたよ。 いつかは誰かのヒーローになれるかな? ![]()
by paranoid_eyes
| 2007-10-17 21:32
| Workaholism 仕事
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