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今日の昼も、行きつけの蕎麦屋でモリとカレーのAセット。
日曜のオーディション、緑山のオープンセットで走り回ってたので、 ジジイなカラダの節々が悲鳴を上げてました。 あイタタ、と習慣のようにスポーツ新聞を取って席につく。 不意に、その記事は目に入ってきた。 「三木たかし、下咽頭ガンで死去」 少々フリーズしてしまった。 三木氏とは前記の仕事にてご一緒させていただいた。 あの映画自体がJAZZを軸とした造りだっただけに、現場や前室も音楽が絶えなかった。 突然派手な小林幸子さんが訪れたり、みんなで「時の流れに身をまかせ」を合唱したり。 友情出演していた三木氏はメイクを落とすと、ふわっとした髪型で若々しく、 愛犬を抱いてニッコリしていた姿は未だによく覚えている。 一番最近テレビで見かけたのは、 歌謡祭かなにかの審査とプレゼンターをしていた番組だった。 「‥ずいぶんと痩せてしまったな‥」 足取りも重々しく、明らかに病気、それも癌ではないかと思わせるくらいのやつれ方だった。 「君は好青年だね」 声をかけられた当時は小恥ずかしいかったこの言葉も、今はなにか誇らしい。 まさに一期一会、わたしのような小僧っこにも対等に話をしてくれた素敵なひとでした。 三木氏は様々な楽曲を遺し、流行曲も膨大な数だが、 「アンパンマンマーチ」は小さな子供から大人までが口ずさめる名曲。 あの柔らかい笑顔はジャムおじさんを思い起こさせる。 おじさんがアンパンマンの顔を作ったように、 人々の心の栄養を紡ぎ出した偉人の最期に、合掌。
by paranoid_eyes
| 2009-05-12 22:46
| Workaholism 仕事
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