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しばらく遠ざかっていたCDショップに久々に入ってみました。
CDコーナーとかはアナログ盤が復活してたり ボックスセットが増えてたり賑やかなのね ビデオコーナーはすっかりDVDに取って代わって‥あたりまえか^^; ん? 足下になにやら紙類が少々、箱に鎮座まします。 懐かしい眺めだなとしゃがみこみ。 セコハンの映画パンフが売っていた。 いつからか、映画を観てもパンフレットを買わなくなっていたので、 ちょっとチラ見で。 数十冊しか箱に入ってないのに、 めくるたびに「おおっ」と小さい声を上げてしまう内容。 これを出した人と映画談話をしたくなったくらい。 価格も全部105円だったし、これもこれもと買ってしまいましたよ。 嬉しかったな~、ハンニバル。 トゥルー・ロマンスにもニッコリ。 スターウオーズのEP1はご愛嬌、そうそう、いちおうフォレスト・ガンプもね。 目玉は今回紹介の 『セント・オヴ・ウーマン ~夢の香り~』(Scent of a Woman 1992年 アメリカ) 人生を終えようとしている退役軍人と、 これから未来の開ける学生の出会いから物語は始まる。 盲目の退役軍人をアル・パチーノが、純粋な学生をクリス・オドネルが好演。 アルはこの作品でアカデミー最優秀主演男優賞とゴールデン・グローブ賞を手にした。 真っ黄色のフェラーリを盲目のアルが運転するシーンや、 自らの人生に幕を降ろそうとする主人公を制止するクリス、 最後の講堂でのスピーチなど、じっくり見ると満載な内容だが、 やはり圧巻なのは高級ホテルのラウンジにて、 その夜に出逢った女性とタンゴを踊るシーンだ。 ダンスに関しては素人だったというアルの本番、 200人のエキストラとスタッフは感嘆の声を洩らしたという。 「紳士とはこうあるべきだ、男とはそう生きるものだ」と アルから言われているような、美しさの中にも迫力のある映像、 そのしなやかなステップで、作品の色と流れを見事に描ききっている。 傷痍軍人となっても決して卑屈になることなく、 しかしそのプライドから自らの命を絶とうとする、 そんな複雑な役柄をパチーノ節でやっつけ、 嫌味の無いクリスの視線がなんとも温かい気持ちにしてくれる、そんな作品です。 退役軍人や盲目といった、日常からはかけ離れているテーマではあるが 人間の根幹の部分を考えさせられる映画のひとつとして、 このお正月に観てみるのもよいかと。
by paranoid_eyes
| 2006-12-30 21:12
| Moviegoer 映画
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